長年苦しんできた子宮筋腫による重症貧血で緊急入院となったのは、平成13年7月18日のことです。バスタオルや布団を通して、マットレスに染み出すほどの、それは毎回、気の遠くなるような大量出血と激痛でした。
■「あなた普通なら死んでますよ・・・」
自分の身が危ないと感じ、「点滴だけでもしてもらえたら」という思いで、初めて訪れた総合病院の医師は、「うわぁ、あなたよく生きて動いてますねぇ。このヘモグロビン5.5という数値は普通なら死んでますよ!」と呆れかえっていました。そのとき、私のお腹は7ヵ月の妊婦のようだと言われました。
(中略)
「どうせ手術して取ってしまうのだから」と、過重な治療が始まり、私の身体が一層の悲鳴を上げ始めた入院1ヵ月目、私は退院を決意しました。
■自分の体は自分で治す!
「きっと治る、自分の身体は、自分で治すしかない」、そう固く決心したその瞬間から、何かがハッキリと変わるのがわかります。
食事はすでに二年前から菜食中心なので何の苦もありません。漢方薬(これは入院中から)を飲み始めて二ヶ月目。気功は始めてわずか三日目で効果を感じました。お腹がわずかにへこみ、その後の回復は加速を増していきました。10月3日に長かった出血が止まってからはグングンとお腹がへこみ、身体が軽くなり痛みもなくなっていきました。
今では、以前のスカートもはけるようになり、周囲の人たちはみな早すぎる回復に「信じられない!」「死んでしまうと思っていた」と喜んでくれています。
自分が健康であるか否かを、誰かに決めてもらうなんて!
病気のすべてを、誰かの手にゆだねてしまうなんて!
消極的すぎると思いませんか?自分の身体を自分に取り戻したときの感動は言葉に尽くしきれません。 |