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自創式総合自然治療法“食”

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≪ 食 ≫

 メタボリックシンドロームと総称されるようになった肥満や生活習慣病は、現代の死亡率の第一位で、最も怖い疾患と言われていますが、自分で治さない限りほとんど治らないのが現状です。

 日本自然治癒医学協会では、人体がもともと持っている「自己治療能力(自然治癒力)」を活用した「自創式総合自然治療法」の普及を進めています。

 「自創式総合自然治療法」は、心・食・動・療・哲・環・医の七つの面から、あなた自身が(自創式)健康回復をおこない、同時に若々しい美しさや健康的な痩身を取戻し維持する健康法です。

「医」 「哲」 「環」 「療」 「動」 「心」 「食」


化学万能、経済最優先によってつくられた、豊かさゆえの食材の怖さ

 現代社会における食文化は、先進諸国は言うに及ばず発展途上国に於いてさえ、人類の誕生以来一飽食度としてなかった豊富さを呈し、余りにも行過ぎた贅沢を極めていると言えるでしょう。
 このような現在の食糧事情は、グローバル化され化学介在し、防腐剤や酸化防止剤、色素等、抗生物質、精神安定剤等の使用、科学的につくられる130種類を越える食品添加物の使用認可もあって、旧来の食材内容や食事事情を一変させてしまいました。鳥やブタ、牛や魚類の養殖には、大量のホルモン剤や抗生物質などの新薬が投与されていますし、世界的に問題となった狂牛病(牛海面状脳症)は狂牛病で死んだ牛の骨肉粉などを飼料として与えることで連鎖反応的に被害が拡大し、結果的に大量の牛が殺される事態に発展しました。今また、鳥インフルエンザに感染の影響で、世界で何万羽から何百万羽の鳥が殺されるという異常事態が起きています。
ジャンクフード どこかで自然の摂理を大きく逸脱された不具合が起きていることは間違いないと、誰もが感じてきているものと思われます。
 いずれにしても、ジャンクフード(ガラクタ食)と言われる食品群がガンをはじめ、メタボ、糖尿病など等の原因であることが大掛かりな調査の結果、明確にデータが発表されていますが、知っている人たちはほんのわずかなようです。

食の健康と若返り長寿効果

 食は思いのほか健康に、良かれ悪しかれ大きな影響をもたらします。「医食同源」「食は生命」「医水野南北薬同源」という言葉がありますが、いずれも食の重要性を物語っています。食は、心身の健康だけではなく、人生や運勢に関与して寿命までも左右するほどの大きな影響力を持っています。
 実在の人物、水野南北(江戸中期の人)は、人相見を生業としていましたが、なかなか当てることが出来ず、南北自体もメチャクチャに運勢が悪く、自らも災難にあって困っていました。
 ある時、高僧からこのようにいわれました。「おまえの顔には死相が出ている、これから先何年も生きることは出来ないだろう」。これを聞いた南北はビックリして、「どうしたら死相を消すことができるでしょうか」とたずねました。高僧は南北に「寺へ入って修行しなさい、そうすれば死相は消えるだろう」と。
 南北は高僧に言われたとおり、寺に入門し、「精進料理」を食べ、修行を実行しました。すると、「死相」が見事に消え、はつらつとして健康になりました。南北はその時、体験を通して食の重要さを確信しました。南北は、その後、寿命を何倍も延ばすことが出来ただけではなく、日々幸せになることができました。それだけではありません。その後、南北は食が変精進料理わってからは運命が上昇し、やることなすことうまく行き徳川家に抱えられ、南北の屋敷には蔵が十幾つも建つまでになり、当時としてはめざましい大出世をしました。
 人相や手相が生まれつきにどんなに良い運勢を持っていても、暴飲暴食をしたり、血液を汚すような食材の内容が悪いと運勢が悪くなります。悪食や過食は、血液を汚し、血流を悪化させ、体質を低下させ、臓器や神経細胞を鈍らせ、災難に遭いやすい状況をつくります、長寿の運勢を持っていても、長寿のDNAが短命のDNAに変換してしまい、実際に若死にしてしまうことが今では科学的に分ってきました。
 もともと人相見であった水野南北は、食の大切さを自ら体験し、必ずどのような食事内容なのかを聞いてから、客の運勢を占うようにしました。そうするようになってからは、的確に客の運勢を当て、客の信頼を得ることができるようになったということです。
 正確に運勢を占いアドバイスができるようになり、よりよき人生の指針や助言が的中したので、お客の役に立ち信頼を勝ち得ることも出来るようなったのでしょう。南北は、食の持っている健康や運勢に関わる重要さを体験し、理解することができるようになって、徳川家に抱えられ幸せな一生を送ることが出来ました。「美食飽食は、人を滅ぼし、国を滅ぼし、文化を崩壊する」という言い伝えがあるほどです。簡単なことですので、一度は、「自創式食事健康療法」を体験してみては如何でしょうか。

食の、運勢と生き甲斐効果

 食(料理)が、人の健康だけではなく運命にまで影響を与え、運勢を大きく左右するとは、一般的な常識の範囲から見たら決してにわかに信じられるものではありません。しかし、実際には想いもよらない影響力を食は確実に持っているのです。
食の影響力の強力な体験を、実際にした人であったとしても、初めのうちは、なかなか確信が持てないようです。ましてや体験がなければ、認識できないのも当然かと思います。
 日本自然治癒医学協会及び、NPO法人 日本自然治癒力研究会の、長年(主催者指導歴50年以上)勉強会風景の指導経験を活かして、実施していますので、是非一度体験すると同時に「自創式食事健康療法」セミナーを受講して、家庭に帰ってからも実施できるようにしていただきたいと思います。
 セミナー参加時だけ、というのではなく普段の生活の中に食事はあるものなので、家庭に帰ってからも毎日のように実践できるようにすることが大切になってきます。
 簡単な、2,3のことを心がけ実践していただけるなら、20年来の強度の便秘も見事に解消することは間違いないと言えるでしょう。

 食を楽しみ、自然に順応した旬を食べるように心がけると、胃腸や通じがよくなり、心身によい影響が出ていることを実感できます。また、そのような食事は、宿便を自然に除去して腸壁をキレイにし、腸内の善玉菌を増やし、身心の健康に効果的な良質の栄養素を沢山作り出し、気力と体力、集中力が出てきます。腸と腸内がキレイになると血液が浄化され、健全な力のある血液の流れが体質を改善してくれます。その結果、免疫力は順調に活性化して未病を防ぎ健康を根本的に回復する力がついてきます。
 人体全ての細胞は元気になり、五臓六腑や五感の働きや神経細胞も敏感になり災難や事故を回避する力も現実についてきます。また、触感、視覚、臭覚、聴覚、味覚、この五感の働きがよくなると、感性も豊かに高まり確実に人生の質が上がる、生き甲斐や遣り甲斐が感じられ、運勢は上昇します。つまり、健幸を得ることが実感できるようになるでしょう。

食、されど、食

 健康よりも経済が優先され、食文化も余りにも過剰なほど豊かになったかのように思われています。しかし一方、食品添加物にフォーカスして日本の平均的な一日の食生活を科学的に分析したデータをメタボ見させてもらいました。ご存知の方も多いと思いますが、人の体内に入る食品添加物の種類は、一日平均90種類にも及ぶことが分りました。
 食材における発がん性のワースト4の発表や何を食べない、何を食べなければ便秘が解消し、健康を維持、継続できるか、大掛かりな調査によるデータが明白に発表されました
 食に無頓着であるということだけで、今の時代は大変危険な状態の中に目隠しで放置されたに等しい、といっても間違いありません。  
 食という言葉は巧みに修飾され、偽装された危険極まりない沢山の地雷のような仕掛けを踏むような状況におかれています。「食をひとつ間違えると、障害をきたし命に差し支える」、信じられない方もいらっしゃるかと思いますが、これが現実です。
今、最も重要なことは、どのような食材を食べ、どのような食材は食べてはいけないのか、ということをしっかりと知って実践してみることです。身体が正直に反応してくれるので、必ずや確信を持つことができるでしょう。
 体内に入る食材や料理が、農薬や食品添加物、その他ホルモン剤や抗生物質等の化学物質や薬剤に汚染されがちな危険性のある食べ物を避けるようにするために、「知ってるからいいよ」と安易に考えずに、先ずは、毎日の生活の中で実践し習慣化しておくことが重要です。
 継続は力なりと言います。人はとかく、喉もと過ぎれば忘れがちです。良き食生活も継続して身につけるよう、正しい知識と料理のつくり方を学んでいただくことが肝心です。

病気有効論からの若さと健康回復効果食とは

 何千年もの間、人類が探求してきた自然治癒力の正体は病気であった、とする病気有効論は、健康の反対は病気ではなく、健康の反対は不健康ですということになります。人間が不健康になるのは、過食やストレス、不摂生や運動不足などの集積により不健康原因が体内に蓄積され、不健康体質となるためにです。さらに悪化すると支障が出るだけでは収まらず、大きな障害にもなりかねません。このような人体のリスクを防ぐために、根本的に不健康原因を除去し人体を大掃除して体質を改善し、本来の健康を取り戻すために、真の健康回復作用が始まります。この健康回復作用が「自己浄療作用であり自然治癒力の活発な働き(病気)」であったのです。
 病気とは、不健康原因を除去し根本的に健康を取り戻すための自己浄化作用であり、また、自己治療作用であり、同時に、自然治癒力の働きだったのです。上記詳細は、病気有効論でも記述しましたが、此の病気有効性概念をベースとして、どのような食材や食事方法が持病を治癒し真の健康をつくるのかを記述してみたいと思います。
 現代西洋医学的根本思想であるところの、「健康の反対は病気である」という考えから見ると、180度真逆な考え方に立って、どのような食をどのように食べたら良いかの考察となるわけですが、その違いを理解していただけるかどうか是非参考にしていただけるなら嬉しい限りです。

細菌は生命循環のすぐれた化学工場

 地球上には、さまざまな生物がたくさん生きています。動物は子孫を増やし、やがて死んでゆき、植物も葉を茂らせ、枯れて朽ち果ててゆきます。ほ乳類や爬虫類、鳥や昆虫、植物…。
 これらの生物が、日々一瞬一瞬、私たちの想像を絶するほど大量に死んでいるのです。そして、その死骸はものすごい量になります。この生物の残骸、死骸を全て処理し、肥沃な生きた土に還元して、ベストな状態で新たな生命へと橋渡しをしているのが、細菌(微生物)です。
 それは私たちの目には見えないミクロの世界で行なわれているわけですが、地球という単位で見た場合、細菌(微生物)の働きは、この大自然を常に美しく秩序あるものに保ち、循環させるためのダイナミックな化学工場なのです。
 それでは小宇宙としての人間を見た場合、体内にとって不要な残骸を処理し、秩序正しい循環を行な酵母っているのはどこかといいますと「腸」なのです。
 人間の腸の中には約100種類、100兆個を越える細菌(腸内菌)が生息し、人体を常に健康に保つために働いています。人体に不要な汚物を分解したり、人間が生きていくために必要な栄養素をつくり出したりしてくれる一番の根幹となるのが、この無数の腸内菌なのです。
 心身ともに健康で快適な生活をするためには、腸の中を常にキレイに保ち、腸内菌が最大限に活躍できる環境をつくることが不可欠です。
 もし、私達の腸の中の細菌が働かなくなったとしたら、私たちは生きてゆくことは出来ません。しかし、現在の食生活を見ると、農薬などの人工的な化学薬品がふんだんに使われた農作物や、抗生物質入りの飼料で育てられた食肉、食品添加物の塊のような加工食品が溢れ、未だかつてないほど汚染されています。このような食品を食べることによって、腸内で行なわれるべき自然の腐敗処理のリズムが崩れ、宿便となって滞積し、血液が濁って、瞬く間に不健康な体になってしまいます。

健康な腸をつくる「酵素」のパワー

 例えば、地球上に細菌(微生物) がいなかったとしたら、木は朽ちることなく堆積しつづけ、動物の死骸はそのまま放置され、地球上は生物の死骸でいっぱいになり、自然の美しさが失われてしまうだけではなく、土はアスファルトのようにパンパンに硬くなり、微生物のいない、まさに「死の世界」となってしまうでしょう。このようなことが、私たちの腸内でもおこっているとしたら…。
 今こそ私たちは、自身の食生活を根本から変え、真の健康には何が必要なのかを見直す必要があるのではないでしょうか。

どのような食材を食べるべきか

 糖尿病、メタボリックシンドローム、ガン、その他生活習慣病を始め多くの一般的病気等。明らかに食が大きな要因となっていることは事実です。
 食材の影響や暴飲暴食で、多くの人たちが常に不健康となり体質悪化によって苦しみ続けています。生活習慣病の多くに食が関係していることは間違いのない事実であると言えるでしょう。しかし、現況の中で、食によってそのような状態から回復し、全ての苦しみから開放され素晴らしい豊かな楽しい健幸な人生を得ることも出来るのです。

細菌は生命循環のすぐれた化学工場

 地球上には、さまざまな生物がたくさん生きています。動物は子孫を増やし、やがて死んでゆき、植物も葉を茂らせ、枯れて朽ち果ててゆきます。ほ乳類や爬虫類、烏や昆虫、植物…。
 これらの生物が、日々一瞬一瞬、私たちの想像を絶するほど大量に死んでいるのです。そして、その死骸はものすごい量になります。この生物の残骸、死骸を全て処理し、肥沃な生きた土に還元して、ベストな状態で新たな生命へと橋渡しをしているのが、細菌(微生物)です。
 それは私たちの目には見えないミクロの世界で行なわれているわけですが、地球という単位で見た場合、細菌(微生物)の働きは、この大自然を常に美しく秩序あるものに保ち、循環させるためのダイナミックな化学工場なのです。
 それでは小宇宙としての人間を見た場合、体内にとっての不要な残骸を処理し、秩序正しい循環を行腸内図なっているのはどこかといいますと 「腸」なのです。
 人間の腸の中には約100種類、100兆個を越える細菌(腸内菌) が生息し、人体を常に健康に保つために働いています。人体に不要な汚物を分解したり、人間が生きていくために必要な栄養素をつくり出したりしてくれる一番の根幹となるのが、この無数の腸内菌なのです。
 心身ともに健康で快適な生活をするためには、腸の中を常にキレイに保ち、腸内菌が最大限に活躍することが不可欠です。
 もし、私達の腸の中の細菌が 働かなくなったとしたら、私たちは生きてゆくことは出来ません。しかし、現在の食生活を見ると、農薬などの人工的な化学薬品がふんだんに使われた農作物や、抗生物質入りの飼料で育てられた食肉、食品添加物の固まりのような加工食品が溢れ、未だかつてないほど汚染されています。このような食品を食べることによって、腸内で行なわれるべき自然の腐敗処理のリズムが崩れ、宿便となって滞積し、血液が濁って、瞬く間に不健康 な体になってしまいます。

健康な腸をつくる

 

 

「酵素」のパワー

 例えば、地球上に細菌(微生物) がいなかったとしたら、木は朽ちることなく滞積しつづけ、動物の死骸はそのまま放置され、地球上は生物の死骸でいっぱいになり、自然の美しさが失われてしまうだけではなく、土はアスファルトのようにパンパンに硬くなり、微生物のいない、まさに「死の世界」となってしまうでしょう。このようなことが、私たちの腸内でもおこっているとしたら…。
 今こそ私たちは、自身の食生活を根本から変え、真の健康には何が必要なのかを見直す必要があるのではないでしょうか。

酵素 私自身50数年前から健康と食の重要性に興味を持ち出し、食と健康との関わりが大変大きいことを何度となく体験し、食について知れば知るほど、心身への影響力の大きさに驚いてきました。
 「食が生命(いのち)」とか「医食同源」という言葉がありますが、最近では「食育」という言葉が新たに生まれ、やっと、食の大切さが見直され食を通しての子供たちの育成に力が入りだしてきたようです。

 決して子供たちだけではなく全般的に食や運動による、心身の健康改善や、メタボリックシンドロームの解消など、医学的にも重要性が現実に取りざたされるようになってきました。つまり、「食の健康回復効果」がデータとして確証されたと言っていいでしょう。
 今後益々、健康や美容、痩身の為のダイエットにおいて大きな効果や影響力が知れ渡り一般常識となって行くと共に、食の改善が重要視されてくるものと思われます。

精進料理は、簡単、家庭料理に最適

 精進料理というと、ある種の特殊性と高価な料理のイメージが強いのではないでしょうか。例えば、永平寺精進料理をいただこうとすると昼食でも最低6000円、しかも最低人数が決まっていてわざわざ出かけて行っても人数が足りなくて食べさせてもらえないこともよくあります。中には、京都の有名な寺院まで足を運ばなくても身近な場所で手頃な値段でいただける所もありますし、観光客が気楽に食べられる場所もありますが、そのような所は初めから料理が並べられていて、懐石風という訳にはいかないようです。観光客の中にはそれが精進料理だとは最後まで気づかない方も多いのではないでしょうか。
 このように、まだまだ精進料理は私たちの身近にあってなじみがあるとは言うわけにはいきません。
 しかし、精進料理は最もポピュラーな家庭料理に成り得る要素を多く持っていると共に最も家庭料理に適している料理だと思います。同時に今の時代だからこそ家庭に精進料理を持ち込むことは必要かつ重要であり、大変効果的な役割を担ってくれるものと私には思えるのです。
 曹洞宗の開祖である道元禅師は『典座教訓』の中で、食事をつくる者が忘れてはいけない3つの心=3心があると説いています。
 「喜心(きしん)」 作る喜び、もてなす喜び、そして仏道修行の喜びを忘れないこころ。
 「老心(ろうしん)」 相手の立場を想って懇切丁寧に作る老婆親切のこころ。
 「大心(だいしん)」 とらわれやかたよりを捨て、深く大きな態度で作るこころ。
 まごころを込めて丁寧に作られた尊い食事ですから、食べる側にも相応の心構えが求められます。道元禅師は宋の修行道場の食事様式を日本に持ち帰り、『赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)』を著わしました。今でも曹洞宗の寺ではその食事作法が綿密に実践されています。
 その心を端的に示しているのが『赴粥飯法』に示されている「五観の偈」です。唐の南山大師道宣が著した『四分律行事鈔』をその典拠としています。

 一つには功の多少を計(はか)り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。
(この食事ができるまでに携わった多くの方々の苦労や食材の尊さに感謝しよう)
 二つには己が徳行(とくぎょう)の全欠と忖(はか)つて供に応ず。
(自分がこの食事を食べるにふさわしい行いをしたかどうか、反省しよう)
 三つには心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。
(むさぼり、いかり、ねたみの心を制し、正しい心と行いをもっていただこう)
 四つには正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療ぜんが為なり。
(単に空腹を満たすためではなく、心身を養う薬としていただこう)
 五つには成道(じょうどう)の為の故に今此の食(じき)を受く。
(仏の教えをなしとげるために、この食事をいただこう)

 精進料理を作ることが修行ならば、それを食べるのも尊い修行なのです。

精進料理 喜びの心、感謝の心・・・私たちが世代を超えて伝えていかなければならない「日本の心」といっても良いでしょう。そうした心を子供たちに伝えるにも、家庭に精進料理の心を持ち込むことが最もよい成果をあげるだけでなく、簡単かつ最適に一番合うものと思われます。つまり、家庭料理に求められている要素を、種類の多さ、幅の広さを限りなく精進料理が持ち合わせていると言ってもいいでしょう。
 精進料理における料理の種類は、四季折々の食材の組み合わせや切り方、見た目や味付け、食感、量感、それぞれの旨味の出し方と変化に富み多様です。料理を通して演出できるものは多彩で、季節やその時々の心の欲するままに、涼しさや温かさ。または豪華さや質素な雰囲気、楽しさやめでたさ、食材や料理の色合いや草花とのコラボレーション。器の大小や模様と料理の組み合わせなどが挙げられるでしょう。人それぞれの感性により、その時々の心の趣によってそれを表し、対応できるという創作の醍醐味。作る人、味わう人が家庭ならば共に語らい食の興を高めることで、奥行きのある真実の愛の深まりが得られることでしょう。食材や料理が持つ体調や健康への効能。食に対して、家族に対して、生かされていることへの感謝を感じ取ることができるようになるチャンスがあるものと思います。
 雲水(修行僧、禅僧)たちの厳しい修行を支え強靭な心身を作る役割を果たしているのが、正に「食は生命」と言われる通りであったことが確信を持ってうなずけます。道元禅師や隠元禅師が修業の一つとして最も力を注いだのが「食(精進料理)」だと言えるでしょう。仏教の二千数百年続く経典のコンセプトをバッググランドとする精進料理。その作り方の姿勢と味わいは、誰にでも簡単に作り食することと、止めども尽きぬ仏教哲学の奥深さと、精進の2文字が表すように、一生懸命に努力すること修行することの尊さにあると言えるでしょう。それが自然が伝わり、気づいた時には身についている、というところが精進料理の魅力だと思います。
 野菜や穀類であっても、その尊い命を頂く、と言うことには間違いありません。命を頂くわけですから、「いただきます」の言葉には、心から感謝を込めると共に、「ごめんなさい」と言うお詫びの想いが含まれています。従って、感謝ともったいない心が食材を大事に、その全てを生かすから「精進料理には生ゴミが出ない」と言われます。命を大切に、食材を大切にという思いが工夫となって現れ、食材の総てを活かし、無駄を決して出さないようにしようと心掛ける気持ちを、自然と生み出した結果なのでしょう。しかも、「だから少々まずくても仕方ない」ではなく、さらに工夫して、どんな料理よりもより美味しく味付けをすることを教え心掛けてきました。それだけではありません。見た目の美しさや、飽きさせないために食材の組み合わせや味付けの組み合わせによって何千通りもの料料理教室理を作り出す、感謝と慈愛から生まれた知恵を感じることが出来ます。
 一般的には、なぜか普段忘れられている精進料理ですが、最も家庭向きであり、家庭料理に取り入れ易く、家庭にこそ必要かつ重要な要因を沢山持っているのが精進料理であると言えるでしょう。このような飽食やジャンクフードが問題となる時代だからこそ、精進料理を学ぶことが、精進料理の心を噛みしめ味わい、家庭の食卓を豊かにすることが出来ると思います。
 また、物や生命、心を大切に思う子供たちを育み、温かみのある心豊かで幸せな家庭を作る上でも、大変役に立つのではないでしょうか。

“心”“食”“動”はいずれも腸の働きに多大な影響を与えます

 健康を快復し、「根本的な元気で若返り美容痩身と健幸長寿をもたらす」真の健康を得ようと思うなら、「腸」の状態を良好にすることは欠かすことの出来ない重要なことだということが明確に分かってきました。
 腸は、消化器系ですから心の状態が大きく影響します。当然、何を食べるか、食べないか、食物の素材によって腸の状態が大きく変わってきます。

「人体は、若返り美容痩身と健幸づくりの天才だ!」

 真の健康と若返り、美しい痩身、そして心身の豊かさや幸せも、お金がかからず簡単に手に入るものはありません。それは本来、元々人体が健康快復、痩身、若返り美容の大天才だからです。天才だから、習わなくても、初めからそのような健康快復、若返って美しく痩身が出来る。しかもその為の最高の能力を持っているし、自動的に諸機能が連動して働いてくれるように出来ているのです。例えば細胞、腸は身体全体に及び体質や健康状態に関与しますが、特に肺に対して強力に影響を与えます。各臓器は、全て何らかの意味で強い影響を与え合っています。
 そこにも、ツボ療法や香気整体智體術の療術としての重要性が隠されています。一個の細胞だった自分が、たったの10ヶ月で人体を全てつくることができたのだから、直す能力を持っていないはずはありません。一個の細胞、つまり「一点は全体を表し、全体は、一点に集約される」とは、「一点の治療は、全体に大きな影響力を持つ」ということです。

健康回復・美しい痩身・若返り

 人体には、自己の人体をつくる世界一最高の能力と共に、最高の治す力とその世界一ともいえる、痩心臓身調整美容能力が、備わっています。それは、どのような仕掛けになっているのか。パソコンでさえ、スイッチの入れ方や、ソフトウェアの起動の仕方が分からなければ始まりませんが、人体は、最初のスイッチの入れ方さえ分かれば、後は全てオートマチックで勝手に人体がやってくれる。心臓が一生の間、昼も夜も寝ているときも動いてくれているように休まず働いてくれていても心臓は料金を請求してきませんよね。

 お金を一切掛けず、健康を快復し若返って益々健康に痩身して理想の体形に成って行く。人体が真の健康になれば、美しく健康的に痩せて、2度とそう簡単には太りたくとも太れなくなる方法がある。それは、簡単な方法であり、誰でもどこでも多忙で時間のない人にも、もってこいな、日常の生活の中で充分実行できる単純な方法です。
 しかも、一般的な生活よりもよっぽど安上がりで、簡素で、生活費や時間がかかりません。確信を持って断言できる。何しろお金も何も要りません。むしろお金を掛けると不健康になる場合が多くなります。美食飽食や冷暖房、車、電化、下手に生活にお金をかけると、肥満やメタボ、生活習慣病や痛みの多種疾患、老化や不佳人など、反って体質を落としてしまい、醜く老化を促進し、人体が故障を起こす。取り返しのつかない結果になってしまうことも幾らでもあるから注意しなければなりません。

健康回復こそが、若返り、美しい痩身になる

 国民ほぼ全員が半病人、というのが日本の現状であると言われているが、まさにその通りであるといえるのではないでしょうか。
 このようなほぼ全員半病人の現状下であっても、真の健康を快復するだけではなく、若返って健康的に美しく痩身する最高と思われる方法があります。その確率は、継続さえしていただけるなら、最も優秀且つ確実に最高の成績が出せる簡単な方法です。しかもお金がかからず、その分貯金が出来ると来たら、これほど嬉しい話はありませんよね。
 このような簡単で誰にでも出来る方法を学ぶことになった人たちは、人一倍ずば抜けて幸運且つ運勢の特別強い人たちだと、私はいつも確信させられてしまう。それは間違いないと思います。

半断食は、究極の食事療法

 玄米菜食精進料理に加え、「半断食」もお勧めします。半断食は、「何も食べない」と言うことではありません。完全断食と違って、半断食は無理なく継続できるので効果が上がります。半断食の初期段階ではそれなりに摂取量を必要に応じて調整しますが、その人に合った最適量を知ることで、その後の日常生活では、お腹が満たされるほど食べても肥らない体質になります。でも、何を食べてもよいということではありません。健康回復や真の健康づくりに役立つ食材の摂取であれば、基礎代謝が活発化して、胃もたちまち小さくなり、お腹いっぱい食べても肥ら半断食献立例ないようになるということなのです。
 半断食をすると、健康快復や美しい痩身のための自浄作用が活発になり、体質改善が根本的に行われ、元気で若返り美容痩身と健幸長寿をもたらす、真の健康をつくることが出来ます。
 したがって、気分は爽快になり、物事が順調に楽しく行えるようになり同じ時間内であっても仕事がはかどるようになるものです。体内の健康度を示すセンサーも高度な働きをするようになるので、さらに健康度をアップするため、一時的にカゼ(自浄作用)をひきやすくなる場合があります。本来の健康快復や美しい痩身を取り戻すために、一時的にお腹が痛くなって下痢が始まったり、嘔吐したり、風邪を繰り返し引いたり…。知らず知らずのうちに蓄積した“不健康原因”を一掃するために、人により出方が違いますが、諸種の自浄作用として出てくる場合が少なくありません。とは言え、必ずしも自己浄療作用が出るとは限りません。出なくても徐々に改善し、自己浄療能力が高まって、快適に健康快復や美しい痩身へとつながります。そのきっかけを作るのが、半断食なのです。
 私どもは群馬県の草津温泉で半断食の合宿を主催していますが、自分の食事の適量を知ってもらい、さらに、もともと人体に備わっている健康快復や痩身、若返り等の素晴らしい能力を認識していただいています。しかも、楽しく快適に体調が良くなることも、体験を通して実感していただけることと確信しています。

「若返り」にも、効果絶大

 玄米菜食精進料理(家庭料理として最適、簡単)を日常的に取り入れ、さらに時々は半断食に挑戦していただけたなら、糖尿病が自然治癒するばかりか、あなたは「若返り」という素晴らしいプレゼントも同時に手にすることができます。その仕組みを簡単にご説明しましょう。
 先にも述べましたが、玄米菜食や半断食をすると、見事に宿便がなくなり、まずは腸がキレイになり体質改善が行われます。
 体質が改善されると、血液がキレイになると同時に血行が良くなります。血行が良くなると代謝も良血流イメージくなり細胞が活き活きと元気になります。各臓器も神経も皮膚もすべて元気になりますから、若返るのです。元気なサラサラの血液は、人体全体の細胞に酸素と栄養物を運び届けて、その帰りに老廃物や二酸化炭素を運び出してくれます。この速やかな循環が、健康で若々しい身体をつくるのです。
 エジプトの碑に「健康になるためには、3分の1の食事量で足りる。残りの3分の2は、医者を養っている」。というように、過食は糖尿病だけではなくガンを始めあらゆる疾患の元になっています。
 最も楽で簡単な糖尿病療法は、やはり、食や運動ですが、先ずは、基本的に動物タンパク系は食べないようにすることです。これは、あらゆる疾患を悪化促進させてしまいます。まさか、と、信じられない人は必ず実行してみて下さい。明確な結果を体験できるので良いと思います。(詳しくは、「食は生命」等をご参照下さい。)

 もちろん食だけではなく、運動や心などにも着目した自創式総合自然療法(「心、食、動、療、哲、環、医」の7つの観点から健康や痩身、運勢UPを考える)の全般を学んでいただけたなら、若返り効果はより大きくなるでしょう。



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