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医学的一大発見による「健康大革命」
病気有効論-2

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自然治癒力から、さらに病気有効論への意識改革は

 このように、自然治癒力という言葉を使うと、「何ですか?」と聞き返されることがよくあった時代から、急速に自然治癒力が知れ渡った時代を向かえることができましたが、さらにステップアップして「病気有効論」についての意識変化は如何でしょうか。 自然治癒力が市民権を得たとはいえ、「健康の反対は病気である」とする意識は依然として変わらない現状にあります。 このような状況下で、健康の敵とばかり思われていた病気が、“いきなり健康回復のための最も素晴らしい自己浄療作用である”と聞かされたら、誰でも戸惑うのも当然なことだと思います。 なぜ、このような病気有効論が生まれたかについて、裏付けとなる沢山な事例から2つを取り上げて説明してみたいと思います。 1つには、60年間の多くの人たちの体験が動かすことのできない明確な実証となっています。 2つには、心や霊性や魂の話しは別として、肉体としての今生(こんじょう)において「自己の人体」は、とりあえずどのようにして創られたのか、だけを考えてみましょう。母の胎内から出産する6ヶ月前の胎児は、まぎれもなく、あなたであり、あなたの身体であったことは何ら異議はないと思います。では9ヶ月前は如何でしょうか。10ヶ月前の、受精した、たった一個の細胞は、誰だったのか。  やはり、あなたに間違いないのです。あなたは今まで、このようなことを考えたことがあったでしょうか。あなた自身であった1個の細胞の中に、あなたの身体の全てをつくる能力や設計図を備えた、世界にたった一つしか存在しないあなたの「DNA」があった、ということなのです。このことは既にお分かりの通りかと思います。このような思考から考えられることは、人体には世界一、いや、宇宙で一番優秀な健康回復への治療能力を持っているという確信です。病気が不健康原因を根本的に除去し体質を改善して、健康回復に多大な貢献をしてくれることが明確に分かるのなら、病気に対して自然と感謝が湧き上がってくるでしょう。 しかし、病気をした時、心底から感謝が出てこないとするなら、病気のありがたさが理解されていない何よりもの証拠かと思われます。 病気になったら、健康回復への病気の有効性を理解しているなら、感謝が自然と湧いてこなければならないでしょう。感謝が心から湧いてくるなら、安易に薬を飲んで病気をやっつけようとしなくなるはずです。安易に薬を飲んでやたらと病気の邪魔をしないで、病気が十二分に楽々働けるように、病気の作用を手助けしましょう。上手に手助けしてあげるなら、決して障害にまで至らず、病気という自然治癒力本来の働きが終了すれば、病気をしている原因がなくなる訳ですから、病気は治まるのです。

人体に備わる、リスク回避能力が病気である

但し、心の負の要因や不摂生や美食飽食(暴飲暴食・過食)等、自然の原理に反した生活が長続きすると、身体には不健康原因が蓄積され、心身の不調や不具合が生じ出る。このことは誰でもお分かりの通りではないだろうか。このような状態が続き、「障害(defect/欠損)が発生しないように、障害や死から人体を守るために病気を発生させるのだ。さらには、大きな試練に遭遇すると、試練に耐え乗り越える心身をつくろうとして、さらなる体質改善や筋力、能力、その他の強化が起こるときに病気と思われるような苦痛を伴うと考えられる。

西洋医学の光と影

 現代西洋医学や科学、医療技術の急速且つ画期的発展により、迷い込んだ真っ暗闇の洞穴から抜け出られたかのように、障害を持つ多くの人たちの生活が、劇的に改善されてきました。トンネルの出口 救急医療が生命を救い、計り知れない多くの人に貢献してきたことは、あえて言うまでもない事実であります。 昔なら確実に生命を落としていた事故による身体的大ダメージを、現代西洋医学はものの見事に死から救出してくれています。また、昔なら障害者が障害者のまま一生過ごさなければならなかったことが、嘘のように、義足や義手にしても外見は健常者と見分けが付かないほど、機能的にも医学や技術の革新的発展は進歩してきました。どれほど感謝しても、言葉では表せない、ありがたい時代を迎えたものです。障害対策や救急医療は医師不足などの問題も抱えてはいますが、確実に多くの人たちにさらに多大な幸せをもたらしつつ、これからも進歩し続けてくれるものと確信しています。 しかしその一方、病気に対しては障害とは裏腹に多大な混迷や苦悩が拡大しています。信じがたいことですが、いつになっても病苦問題を解決できず、その傷口はさらに大きくなっています。はじめは些細な病苦が、現代西洋医学の対症療法によって、人々(患者)は耐え難いムンクの「叫び」を遥かに越える苦悩に巻き込まれ、苦痛や地獄絵のような苦悩が拡大されていることをご存知でしょうか。 障害対策や救急医療の発展とは逆に、ガンをはじめとする生活習慣病やカゼなどのウイルス性疾患、ターミナルケア、副作用、院内感染、医原病、難病、さらに病人の数や医療費は、何十年にも亘って激増を続けていますが、苦悩する病人の数は何十年も激増するばかりなのです。残念ながら、病人の減少はその兆しすら見えていません。

 ●何故、このような不可解な実態が起きているのだろうか。

 ●どのような原因があって、これほどまでに病気に苦悩する患者が増え続けているのだろうか。

 ●医療の第一線に携わる医師が、「現代西洋医学は、病気を治せない」。また、「9割の病気は自分で治せる」(岡本裕著、中経の文庫)と明言しているが、自分で患者が治せる病気を、何故、医学が治せず、激増させているのだろうか。

上記、問題の解決概要

 真癒医学(病気有効論をベースのコンセプトとする、自然治癒医学)から上記問題を考えると、その原因を明確にご理解いただけると思います。 現代西洋医学では何故病気を根本治癒できないのか、病人は増え病状や病苦はさらに悪化してしまうのか、医療費は35兆円と激増し続けたのか。このような医学的重要根本原因を解決する回答は、実際はごく簡単なことなのですが、病気に対する、固定観念が邪魔すると、単純、簡単、明快な回答も分かりづらくなるので、既成概念を外して謎解きしてみて下さい。固定観念を持たなければ楽しく明確に分かっていただき、真の健康づくりや若返り、大病しないで一生涯通して元気に過ごすためにお役に立つと確信します。 先ずは回答の、ほんの一端を略述してから本題の「病気は病気のうちに治せ(より健康に若返って、障害を決してつくらないために)」の本題に入らせていただきます。

 

なぜ、病人の数や病苦は増え続けるのか

 

1、現代西洋医学は、病気の原因が分かっていないから。

2、現代西洋医学は、治すのではなく、一時的な対症療法であるから。

3、治療薬ではなく、対症療法や薬であるから。

4、薬には、副作用や薬毒が付き物、人体にさらにダメージを与えるから。

5、病気を、健康の敵と思っているから。

6、健康の反対は、病気ではなく不健康であることを知らないから。

7、病気は、不健康原因を除去し、健康回復作用であると理解できないから。

8、人体には、最も優れた健康回復治療能力があることを理解できないから。

9、人体には、最も優れた製薬工場があることを理解できないから。

10、病気が、健康回復への最も素晴らしい自己治療作用(自然治癒力)であることを知らないから。

11、胎内に受精した細胞の中に、人体をつくる能力があったことを忘れているから。

障害に対する現代医学の素晴らしさ

 病気の一般概念には、自然治癒できない『障害(defect、欠損、破損)』や強度の『医原病』が含まれています。 これらの障害及び、薬の副作用から起こる障害、医原病から発生する障害、病気や老化から発生する障害は、一般的な病気の概念から除去して考えなければなりません。交通事故や諸々の災害による損傷や怪我も障害として、現代西洋医学の範疇に入ります。また、動脈瘤破裂や血管の梗塞による脳や心臓の損傷も障害です。以上、障害については、一刻も早く現代西洋医学の医療を施さなければならないと共に、このような損傷や障害、診断は現代医学がベストな治療でああると確信します。尚、原稿末尾に「障害と病気の区分図」が添付させていただきました。また、このような障害を防ぐ方法や健康及び若さ回復については、後のページで記述させていただきます。 「病気は病気のうちに治せ」という本題に入る前に、「病気の有効性」、つまり、病気は健康の敵ではなく、病気こそが自然治癒力の活発な働きであり、最も優れた健康回復作用であり、世界一優秀な自己治療の働き出した状態であるということを、改めてお伝えさせていただきます。

病気は、健康を生み出す為の陣痛である

 

病気は健康になるための有効作用である

《病気の有効性説明》

 これは、「病気とは何か?(病気有効論)」に於ける、病気の定義の一部です。病気の有効性について理解している人なら、この短い一文を読んだだけでお分かりと思いますが、「病気とは、人体に元々備わっている健康回復作用であり、体質を根本的に改善する為の自己浄化治療能力(自己浄化能力)の活発な働きである」と言えるのです。

《なぜ、病気が陣痛なの?》

 つまり、病気をすると、陣痛のように、かなり苦痛が激しく耐え難いこともありますが、私たちにとって大切な幸せや生命の基である健康を生み出してくれます。つまり、病気とは前述したように、自然治癒力の活発な働きなのです。病気が、このように自然治癒力の働きであるということを、考えたこともなかった人たちが、病気有効論の話を何度も聞いているうちに、カゼや嘔吐、下痢、その他の病気を乗り越え、体験を通して病気が自然治癒力の働きであり健康回復への有効作用であることを確信できるようになっていただけるということは、大変嬉しいことです。これに勝る喜びはないように思われます。「病気は、健康を生み出す為の陣痛である」とは、陣痛があってこそ可愛い吾が子が生まれるように、病気には苦痛が伴うけれども感謝すべき健康を生み出してくれるという意味です。

《50年の体験が証明する》

 50数年に及ぶ自分自身の体験と、周りの多くの人たちの体験による実証から確信できるこお医者さんとは、決して病気は健康の敵ではなく、蓄積した不健康原因を除去し、本質的な健康を生み出してくれる感謝すべき有効作用であると確信できたなら、病気の苦痛もかなり減少し耐えられるようになるのではないでしょうか。病気の健康回復への有効性が理解できるにつれて、病気に対する恐怖心が減少することは事実です。この精神的効果は想像以上に大きいと言えるのではないでしょうか。

《病気への恐怖心を取り除く良策》

病気を恐ろしい健康の敵であり、生命を奪う病魔であると思えば、それだけでも、恐怖心のもたらす心身へのダメージは想像を絶するほど大きなものがあります。当然、多くの弊害や時に病気は恐ろしい健康の敵ではありませんは、取り返しのつかない悪影響を身体に与え、障害をつくり出し、将来に遺恨をのこすこともあると思われます。ましてや、病気を恐怖するあまり、薬をやたら飲んで副作用や医原病にやられ長年苦しむことも実際に沢山起きています。これに対し、病気の有効性が理解でき体験を通して確信できたとするなら、その心身への精神的効果は病気の体質改善効果にプラスして相乗効果を生み出してくれるのではないでしょうか。私や多くの人たちの体験からも充分考えられることなのです。

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